2005年05月19日

一周年。

「先生、あたしの声を聞いて?」のプレ提出。色んな意味で危険なプレが誕生してしまい、妙な事になるならないことを祈るばかりです(何

そんなわけで予告していたSSを。


一年前の5月19日、冒険者ギルドはまさに人の坩堝だった。
人間を始めとしてエルフやドワーフやパラ、ジャイアントにシフールとありとあらゆる種族が混在している。
その職業もまちまちだ。粗末な着物に身を包み欠伸をする浪人、静かにたたずむいかにもと言った感じの侍や騎士、卓の一つを占拠してひたすら何かを話し合うローブ姿のウィザード達、自慢の民族舞踊を舞い周囲の拍手喝采を集めるジプシー、いない職業はないと言っても過言ではないだろう。
しかし彼らは冒険者ではない、厳密に言えば冒険者登録の順番待ちをしているのだ。
ここ江戸の冒険者ギルドでは新規冒険者の登録をこの日付より始めると前に予告しており、我先にと冒険者志望の者達がギルドへ押し寄せたのだ。
予想通りギルド内は混雑となり、整理券まで配られることとなった。ジャパン以外から来た者も多いため、簡単な記号で順番を表記した木の札である。よくよく見れば全員が札を手に持っており、ちらちらと自分の札を見ては順番が来るのを待っている。
ノルマン出身のバード、エレオノール・ブラキリアもその中の一人だ。
背中まで伸びた銀髪から飛び出た長い耳がエレオノールがエルフであることを示している。年齢は人間に換算して19。
掌の上に置かれた「221」と表記されている札を見ながら、ぼんやりと考える。
―随分遠くに来たものね。
故郷ノルマンから旅立ってどれくらいが経っただろう。放浪の途中で立ち寄った異国の地、こんな場所で冒険者になるとは重いもしていなかったことだ。
が、それも悪くないとエレオノールは思う。何も分からない未知の土地、だからこそ出来る体験は必ずある。そして、それがバードの何よりの糧となるのだ。
「221番の方、受付までいらっしゃってください」
エレオノールの耳にシフールの声が聞こえた。思考を中断し、言われたとおり受付へ向かう。
踏み出す一歩は、どこか新鮮な感覚だった。

―終


とまぁこんな感じです。即席なのでかなり拙い出来ですがご容赦を(汗
なんだかんだ言ってAFO開始から1年が経ちました。あの頃と比べると自分も少しは変わったなぁと思います。悪い方向へ(マテ
当初の計画ではAFOは後2年続きます。ずっと続けることになると思うので、これからもどうぞよろしくお願いします。
ではまた。
posted by 秋咲 楓 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | AFO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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